東大にいかせた母親が思う、勉強ができる子を育てるには早い時期に頭のいい子を育てること

2023年7月7日

親は子どもの将来が豊かなものであってほしいと願います

頭がよければ、将来きっと役に立つ、そんな子どもを育てたいと思いませんか?

著者はすばらしい経歴があるわけではありませんが、我が子を東京大学と東北大学に進学した経緯をお伝えできればとサイトを立ち上げました。

親の頭がよいとか関係はく、育て方がもっとも重要であることを、多くの方に早いうちに知っていただきたいと思っています。

頭がよければ勉強ができるわけではない

頭がいい子と聞けば、勉強ができる子と思われるかもしれませんが、そんなわけではありません。勉強しなくても成績がよいという、そんな天才は小さい時だけです。

勉強しなければどこかで止まります。中学までは成績がよかったのに・・そんな話を聞いたことはありませんか。

ここでは頭のいい子を育て、勉強ができる子にしていくにはどうしたらよいか。幼少期の重要な子育てについてのサイトです。

もし、野球選手やサッカー選手など一芸に秀でた人にしたいと思っているなら、考えてみてください。

その人たちはほんの一握りです。親の努力と本人の才能がなければ難しいでしょう。

どんな子どもも親の育て方で、変わってきます。幼少期の育て方がとても重要です。

勉強ができれば将来やりたいことの幅が広がります。

突然、弁護士や医者になりたいと思ってもなれるものではありません。

勉強ができるスキルがあれば、なんにでもなれるのです。子どもの将来を広げてあげませんか。


産まれる前から子育ては始まります

4月か5月生まれがおすすめ

私自身が3月生まれで、そのことで困ったことや劣っているとは思わないのですが、両親に聞くと幼いころは同学年の子どもよりも遅れていることが多かったといいます。

歩きはじめようとしている子と、まだお腹にいる子が同学年とは、スタートからかなりの差があります。

人よりもできるということは、うれしいものです。

また、他の人から褒められる機会も増え、それが喜びと変わってきます。

その繰り返しが、もっとできるようになりたいと思う向上心へと繋がります。

子は授かりものですが、できれば4月、5月に産めたらいいと思います。

胎教にいいこととは

クラッシックを聞くといいとか、絵本を読み聞かせするといいとか、いろいろありますが、まだ本当に効果があるか実証されていません。

しかし、妊娠5か月になりと赤ちゃんの頭の中にある海馬(かいば)と呼ばれる記憶をつかさどる部分が完成し、母親の声を記憶することができます。

更に7か月になると音の調子を区別できるようになり、母親と父親の声を聴き分けられるそうです。

また母親の心臓の音や血液が流れる音なども聞きわけています。

母親がリラックスしていることが大切

クラッシックを聞くことに効果があるかどうかといいましたが、「モーツァルト」の曲は自然界にある鳥や川の音で、ゆらぎというリラックスする時にでるα波を誘発するといわれています。

リラックスの効果がありますが、聞きなれないクラッシックを聞いてストレスになるのであれば、好きな音楽を聴いたほうがいいかもしれません。

母親がイライラしたりせず、リラックスした状態でいることがもっとも重要だと思われます。

また、体内記憶を持って産まれてきた子の話も聞きますが、こちらもはっきりわかっていません。

でもお腹の赤ちゃんは声が聞きわけられるのですから、積極的に話かけることはいいことだと思います。

お腹にいる時から愛されていることを実感できたら嬉しいですよね。

体力増強のすすめ

そしてもうひとつは、丈夫な体であることです。

母親は出産でかなりの体力を消耗しますが、どちらかといえば出産後のほうがとても重要です。母親が弱っていると、きちんと子どもを育てられません。

夜中に何度も起こされて睡眠不足になりますが、それでもミルクを与え、おむつを取り替え、やることがたくさんあります。

更に、産まれてくる子どもだって丈夫であればいいですよね。

妊娠中でも体を動かして問題がないのであれば、運動してください。

最適な運動にスイミングをおすすめします。浮力で重い体が楽になり、水圧で血流よくなります。

育つ環境で子どもは大きく変わる

どんな子どもを育てたいか

子育ては思い通りにいきません。ミルクを飲んでもなかなか寝ないし、夜中に3時間おきに起こされることが続き睡眠不足になしました。

そんな精神状態のなか、原因をつきとめようと育児書をひたすら読みすぎて、軽い育児ノイローゼ状態になったことがありました。

本に書いてあることを実践しても、我が子に適応しないことがしばしばあり、何が正しいのか、わからなくなりました。

そこから脱したのは、3か月検診で出会った数人のママ友達です。悩みを共感できる人々に出会えたことは、とても大きかったです。

育児書通りにしなくても、子どもは自然に育つというあたりまえのことがみえてきたのです。

育て方はいろいろ

健診でであった友達をみているうちに疑問が湧いてきました。

なんでも自由にして、放っておいていいのだろうか?あれこれと指示をだし、厳しくしつけることでいいのだろうか?

私のなかには、頭のよい子を育てたいという思いがありました。

それは自分で考えることができる子を育てたいという思いです。いろいろな子育てに対して、否定するつもりはありませんし、人にはそれぞれの思いがあって当然だからです。

まず、我が子には、よいと思うことのみを選んで実戦していこうと思いました。

ここからは少し偏見があるかもしれませんが、有名校に進学した子どもの両親は、学歴が高い人が多いです。

実際に、我が子が通う高校の母親は高学歴でした。それは遺伝なのではないか、多少はあるかもしれません。

でも、それは頭のいい人が、自身の親に育てられた時と同じように育てているのではないかと思ったのです。

私の産まれた時代は、女の子は良妻賢母を目標にしていました。

私の両親も女の子に学歴はいらないと思っていましたし、賢すぎる女は不幸になるとまでいっていました。

しかし、今の時代はどうでしょうか。共働きが増え、男女は平等に働くのが当たり前なのです。親の考え方が変われば、変わってくることはたくさんあります。

よいと思える環境をつくる

子どもが育つ環境は、子どもが選んだり、作っていくことは難しいです。

大きくなればそれも可能ですが、幼少期は、親が環境をつくっていく必要があります。

こうしなさい、ああしなさいと指示するのではなく、自然にできるような環境づくりがもっとも有効だと思います。

子どもは産まれてから、自立して生きていくために周りの環境から学んで発達していきます。

周囲の人たちの会話から言語を習得し、周囲の人たちの雰囲気を感じとり、コミュニケーションを学んでいきます。それは人間本来もっている自然な発達なのです。

モンテッソーリ教育とは

マリア・モンテッソーリという医師兼教育者が考えた教育方法で、幼児教育を学んだことのある人は、だれもが知っています。

子どもは教えなくても与えられた環境で、自ら学んで自立して学習する「自己教育力」があるとする教育方法です。

アメリカでブームをおこし、すでに100年以上の歴史があります。日本にも実践している幼稚園があります。

子どもの興味を引きそうな教具を自由に使わせ、発達段階に合わせた環境を用意し、教員は手を出しすぎず見守っていくことが大きな特徴です。

縦割り教育といって、異年齢で交わって活動します。教具はモンテッソーリ教具として、市販されていますがそんなに安価なものではありません。

自分に合った環境づくり

ここで問題になるのは、日本の公立の教育が一斉教育だということです。

モンテッソーリ教育は、個性を重んじているため、協調性が育ちにくく、自己中心的になりやすい行動を起こしやすいといわれています。

また、自分の興味のあることに集中するため、社会性が伸びるのか疑問があります。

教育の考え方としては、すばらしいと思いますが、今の日本の教育、社会ではかなり難しいと思います。

現実的にはその思想だけを取り入れて、現在の社会に合わせて育てていくほうが、子どものためになるのではないでしょうか。