賢い子どもを育てるには健康が大切、だからマタニティスイミングをすすめする理由
頭のよい、勉強できる子を育てたいとは思いませんか?何かに集中して、できる子を育てたいと思いませんか?
それには何より健康であり、体力が必要です。それは子どもに限らず、育てる母親も大事です。
マタニティスイミングとは
マタニティスイミングとは文字通り妊婦がおこなう水泳です。
スクール等では、泳ぐだけではくリラックス効果のある態勢をしたり、出産時の呼吸法を学んだりします。
泳げないからとあきらめないでください。浮力で、驚くほど楽に泳げます。
妊娠中は体が重く辛いことが多いですが、スイミングは浮力で楽に動けるだけでなく、メリットがたくさんあります。
マタニティスイミングのメリット
水中では浮力があるため重たい体が軽く感じ、膝や腰に負担がありません。
なにより水圧と運動の効果で血流が安静時の2〜4倍にアップします。
妊娠後期になると足がつり、こむら返りを起こす人が多いですが、それは重たい体のため運動不足になり、血流が悪くなるからだそうです。
肩こりや腰痛の改善にもなります。陸上では転倒の心配がありますが、安心して動くことができます。水の抵抗で筋肉がつき、体力がつくのでおすすめです。
妊娠後期になったとき
妊娠後期になると、自転車も乗れないし、長距離をあるくとお腹がはってしまいます。
電車は長時間乗ると気分が悪くなることがあります。
ちなみに車酔いするのは、耳の中にある三半規管を流れているリンパ液の循環が乱れることで自立神経が乱れるからです。
妊娠時に乗り物に酔いやすくなるのは、ホルモンバランスが崩れ自律神経が乱れる可能性が高いからです。
もちろんすべての人にあてはまるわけではありませんが、通いやすい場所でなければ続けられないということです。
マタニティスイミングを始める前に
安定期(16週目程度)から始めることができるので、妊婦検診で医師にはじめてもよいか確認してください。
スクールでは妊娠経過証明書の提出が必須だったり、助産師さんが常駐し、体調チェックをしたりと安全に参加することができます。
友達づくり
体力増進だけですすめているわけではありません。
たくさんの妊婦さんに出会い、話ができるのはマタニティスイミングのようなスクールだけです。
妊娠中しかわからない同じ悩みを話すことができます。出産月の違う妊婦さんの話はとてもためになります。出産後にも集まれる会を催しているところが多くみられます。
実際によかったこと
我が第一子の出産は、午後に入院してから翌日の午前中まで微弱陣痛が続き、なかなか産まれませんでした。
通っていた産婦人科は自然分娩を第一にしていたので、できるだけ陣痛促進剤を使わない方針です。
こんなに長い時間が経っていると、通常なら母親が弱っており、なおかつ、お腹の子どもが弱っているそうです。
子どもの心電図をみながら、弱っていたら他の出産方法を考えるといっていました。
医師にマタニティスイミングをしていたことを伝えると、効果があったと思うといわれました。
セントラルスポーツ
私が通っていたのは近所の「セントラルスポーツ」です。かなり前になりますが、現在の指導法とほとんど変わりがないようです。
水泳指導で普通に泳いだりしますが、平泳ぎは負担がかかるためやりませんでした。クロールと背泳ぎ、バタフライもやりました。
そのあと仰向けでラマーズ法という出産時の呼吸法を行ったり、水中座禅で息を止めることや、素早く呼吸することで出産時のいきみを学んだりします。
現在のセントラルスポーツでの流れ
実施しているクラブは、関東では宇都宮・南千住・西台・下北沢・南青山・スイムクラブ横浜になっています。
1.体調チェック
血圧・脈拍・体温・体重の測定をして助産師の問診を行います。
そこで少しでも不安があれば、助産師さんと相談して見学になる場合もあります。また、途中で中断することも可能です。無理に参加を薦めることはありません。
2.ストレッチ・体操
入水前にストレッチを行います。自宅でもできる妊婦に合ったストレッチや体操を教えてくれます。
3.水泳エクササイズ
個人に合わせた水泳指導を行います。水中で歩いたりすることから始めます。
4.ラマーズ法の呼吸
ラマーズ法とは、「ヒッヒッフー」と陣痛に合わせて呼吸を変え、痛みを軽減させる呼吸法です。
5.水中座禅
浮きやすい体を他の方に抑えてもらい、水中で息を止め、そのあと吐く練習です。出産時のいきみの時の呼吸練習になります。
ドゥ・スポーツプラザ豊洲
〒135-8514 東京都江東区豊洲2丁目1−14 ららぽーと 豊洲2 2F
セントラルスポーツの流れと変わりはないようです。
1.体調チェック(血圧・体重)
2.安産体操
3.水泳練習
4.水中座禅
5.血圧・体重測定
TAC中野
〒164-0001 東京都中野区中野2丁目14−16
水の浮力を利用した、分娩に必要なリラックス方法を覚えるレッスンが中心です。
助産師による運動前後の検診があります。
フィットネスクラブ東京ドーム ラクーア
〒112-0003 東京都文京区春日1丁目1−1 ラクーアビル7階
産婦人科医または助産師がレッスン中に常駐しているようです。
会員制のフィットネスクラブの有料プログラムですが、マタニティ会員として入会できます。
東急スイミングスクール たまがわ
〒225-8535 神奈川県横浜市青葉区新石川2-2-1 たまプラーザテラスサウスプラザ1F
東急スイミングスクールには4店舗ありますが、たまプラーザ店でも実施しています。
アクアビクスとスイムレッスンのプログラムが分かれています。